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ここ数年で確固たる地位を築いたグラベルロード。この流れに乗って自分も去年の6月にシクロクロスを買いました(←グラベルちゃうんかい)
本当であれば買ってすぐに未舗装路へと繰り出したかったのですが、夏場は草木が生い茂って道が断たれてしまっていたり、クモの巣だらけで気持ち悪い、極めつけはマムシが出るなんて聞いていたので、これらの障害がオールクリアとなる冬場までは控えていたわけです。

そして先日、大学も春休みに入りまとまった時間ができたので念願の林道ライドへ行って来ました!

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まず、初めに訪れたのは大阪府南部に位置する林道『九鬼奥線』。その鬼の名に負けず劣らずの酷い道でした…。


◎自転車での林道走行は思いのほか難易度が高い。
初めて林道を走ってきた感想としてはこれに尽きます。
特に今回行った九鬼奥線はハズレだったらしくグラベル(砂利)どころか石がゴロゴロ転がっており落車が怖いので自転車をおりて押してる時間の方が長かった。しかも登りなのでちょっとした登山ですよ笑

ここでふと思ったのですが、満足のいくまで走れる距離があって、さらに手入れがキチンされた「グラベル」なんてものは本当に日本に存在するのでしょうか。"グラベルロード"なんていって自転車売ってますがフロントにサスつけて"トレイルロード"と改名した方がいいのでは…なんて笑

何だか愚痴のようになりましたが、手軽に未舗装路を楽しもうと思うと結局は林道に行くしかないので、今回のライドで気付いた問題点をまとめて、次の機会の満足度を高めたいと思います!



①ペダルはフラットペダルを使う
今回は片面フラット/ビンディングのdouble shotペダルを利用しました。→詳細
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しかしこれが失敗で、九鬼奥線はその路面状況が故に乗り越えられないサイズの石があったり、それにタイヤを弾かれたりとバランスを崩しそうになるシーンに多々遭遇します。こういった局面ではとっさに足をつき辛いビンディングは不利です。
ある程度慣れてくるまではフラットペダルを使う方が賢明だと思います。
ちなみにこのペダル、先ほど言った通り裏面はフラットなので途中からはフラット面を使っていたのですが、シューズがSPD用なのでフラットを踏むようには考えられていないんでしょうね…ソールとペダルがもうツルッツル滑って逆に危ない気すらしました笑

そんなこんなでヒヤッとする瞬間が多かったので、林道から帰ってきて速攻でパソコンに向かい、フラットペダル用に新しいシューズを買いました(爆)
MTBerオススメの [Five Ten] FREERIDERです。
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(個性的なカラーリングだこと。けど、青はこれしかなかった…)



②タイヤの太さは最低でも33c以上にすべき
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現在使用しているKOGAのバイクは、ALEXRIMSのリム幅16cのホイールとMAXXISのRIZE(33c)といった構成になっています。
元々シクロクロス用のため、規定に合わせてタイヤが33cになっていますが、このホイールとタイヤの組み合わせだと九鬼奥線のような石や岩がゴロゴロ転がっているような林道では力不足です。。。33cくらいの太さだと石と石の間にタイヤが沈み込んでしまい、操舵に影響が出ます。タイヤをこじりながら無理に進んだりもできますが、おとなしくタイヤを太い物に代えた方がどんな林道にも対応できて、楽しいライドになると思います。



③チューブレス推奨
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このパンク画像はご覧の通り舗装路で発生したものであり、林道は直接的には関係ありません。しかし、このパンク修理は林道を走った後だったので少し手こずりました。どういう事かというとですね…。
未舗装路を走ると砂利ばかりでなく泥や巨大な水溜まり(茶色)に出くわす事があります。もちろん喜んでそこへダイブするのですが、その代償としてフレームとタイヤには大量の泥がこびりつくことに。この状態でパンクすると、タイヤを付け外しする際にサイドに付着した泥や砂がタイヤ内に入り込んでしまい、この異物を見逃して新しいチューブを入れてしまうと…想像したくもありません。

よく注意してパンク修理をすれば防げる事態ですが、手は砂まみれ、神経は使うのダブルパンチで余計な疲労をしてしまうくらいであればチューブレスタイヤにしてしまった方がパンクのリスクを格段にさげられるのでオススメです。
(シーラントでも塞げないようなパンクをしてしまった場合は…そういう運命だったと諦めてチューブを入れるか、プラグとCO2ボンベで足掻いてみるか。。。)



④機材のキズ、破損は当たり前
未舗装路を走ると2~3割の確率でどこかしらにキズが増えます。
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謎の未舗装路。ゴルフ場の真横に出たのでもしかすると管理用道路だったのかも?
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                          林道 鍋谷線
↑これくらいの道であればキズもつかないのですが、

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                           林道 鍋谷線(奥地)
こういった木の枝が落ちているゾーンは危険です。枝がチェーンに絡まると勝手に変速したり、スポークの場合は下手すりゃ折れます。自分はスポーク1本曲げてしまいました。
またフレームにもガンガン当たってくるので目をこらすと細かい擦りキズが増えてたりします。

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                            \コンニチワ/
ふと気付くとこんなのが挟まってるくらいなのでスポークは要注意です。


⑤おまけ
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マムシの出没は看板立てるくらいには多いみたいなので気をつけて下さい(-_-)


◎まとめ
実はこの記事を書き始めたのは1ヶ月半程前で公開するまでの間に色々な林道を走ってきました。そこで気付いたんですが、、、林道って林の管理用道路な訳で、大抵の所は車が入っていけるようになってるんですよ。なので7割くらいは舗装されてます。未舗装部分も走ってて楽しい区間はかなり限られていました。ダートで遊ぶのって難しいですね。そりゃMTBなんて売れませんて。
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古い看板はバイクのみ侵入禁止だったのですが、新しい看板では自転車も侵入禁止になってます。邪魔者、悪者扱いされてるのがハッキリ分かるので心苦しいです…。
あと、近所に手頃なダートがないから走破性の高いMTBじゃなくアプローチ性に優れたグラベルロードが売れるんでしょうね。ダート走るんだったら、砂、土、石、どのフィールドであったとしてもMTBの方が絶対に楽しめます。以前に(借り物ですが)MTBで遊んだ時のワクワク感をグラベルロードだと感じることができなかったので。

結論として、自分はどっちつかずなグラベルロードは"主にダートを走る目的として"買うのはどうかなと思います。あくまでキャンプツーリングだとか、酷道ライドなんていった、普通のロードバイクだとちょっと不安を感じる用な時に使うのがベストなバイクなんじゃないでしょうか。
パラメータを走行性能でなく、安定性、快適性に振ったロードバイク。エンデュランスロードのさらにその先がグラベルロード。今冬、初めて林道を走ってみてそう思わされました。

(なんか記事の趣旨が変わっちゃってるな?笑)