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「こ…こんなはずでは…」
貯金残高の少なさに戦慄する自分の前に鎮座するのは黒と赤の2つのサドル。形は少々違えど両者とも"Aspide CARBON FX"とある…。


サンマルコのサドルには、
・SUPER LEGGERA
・CARBON FX
・RACING
・DYNAMIC
と4つのグレードがありCARBON FXは上から2番目のレールがカーボンでできているモデル。
カーボンというワードからお察しの通り、こやつら、まあまあのお値段がしやがるわけで…(汗)


そして、なんでそんなものが2つもあるのかって話ですが、元々は黒のopenモデルを買って満足してたんですよ。でも、実際に自転車に組み込んでみるとマットブラックのフレームに真っ黒のサドルという組み合わせは少し地味すぎたので、アクセントを効かせる為にも赤が欲しくなった。…とは言っても全く同じものを買うのは芸がないかな、というわけでfull fitモデルの赤をポチっ!としたわけです。


まあ通帳残高は予定より減ってしまいましたが、サンマルコは2018年あたりからロゴのデザインが変わってしまいダサくなってしまったので、貴重な旧ロゴモデルのストックが確保できたというこで結果オーライです()

旧ロゴ↓
logo-selle-san-marco_mini
新ロゴ↓
logo-heritage
("selle san marco"の文字だけでいいのに下側にサドルをイメージした?謎のラインを入れてしまったせいで何とも言えない感じになってしまってます…フォントも最近流行りのサッパリしたものになってしまい雰囲気が変わってしまいました…COLNAGOのロゴ変更と似た空気を感じますね。)



◎ディティール

・外箱
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サドル幅は両方ともwideの142mmです。

・内パケ
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これが実店舗で見かける状態。基本的に両者同じに見えますがサンマルコのロゴカラーが少し違うみたいです。

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ステッカー付き。
以前、コンコールを買ったときに付いてきたのとは違うデザインのものです。下段に新ロゴと同じサドル型のイラストがありますが、上段のメーカーロゴは旧タイプのままです。


・サドル本体
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DNAと名付けられたカーボンレール(フルカーボンとは言っていない)は光の当たり具合で中のカーボンが見えてテンションが上がります。個人的には編み編みしたザ・カーボンよりも、このレールのような深みのある光沢を見せるUDカーボンっぽいルックスが好きです。

(DNAレールについてポディウムのブログから引用)
◆【カーボンFX】モデルはレールにアルミ芯の入った多層カーボンレールを採用したモデルです。一般的なカーボンレールと比べて非常に高い耐久性と29gという超軽量性を両立させています。


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aspideはフラットではなく真ん中部分がウェーブしている形状。

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裏側は1つ下のグレードである"レーシング"よりチープな作りです。ロードバイクのパーツってやつは軽量になっていくにつれて価格と質が反比例していく傾向にあるような?
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full fitの方にもopenと同じ形に切り抜きがあります。ベースは両者とも同じ物を使っていて、full fitはカバーで覆って穴を塞いでいるという感じか?



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openの方の"本物ですよシール"は見る角度によって見える数字が変わるという結構凝った作り。(上の写真では1、下の写真では3に変化)


ちなみにfull fitの方にはなんのシールも貼ってませんでした。P○Kで買ったけどニセモノじゃないだろうな…



◎重さ
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両方とも公表値が150gなので、それなりに当たり個体っぽいです。


【追記】なんか他の方のブログとかを覗いてみたところ元々aspideのcarbon fxは公表120g台だったようで、公表150gのこいつらは当たりどころか改悪(?)後のハズレモデルっぽい笑
どのタイミングで30gも太ってしまったんだ??


◎インプレ(笑)
使った事のあるサドルが少ないのであまり比較などはできませんが、何かしらの役にたつかもしれないので軽く書き留めておきます。

・OPEN
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以前使っていた同社のコンコールと比較すればかなり快適です。コンコールは真ん中部分が膨らんでいるように感じ、その部分が会陰部分に食い込んでくる俗に言う丸太サドルでしたが、こちらは会陰部分が解放されているため食い込むような感覚は皆無です。
ただ、真ん中が開いているがために穴の左右部分は尻部と接する面積が減ってしまうため、圧力が高くかかり、長距離を乗った時は筋肉痛に似た痛みが出たりします。ダンシングをちまちま入れて対策をすればあまり気にならないのでよしとしましょう。

真ん中がウェーブしているわりには前乗りをしても食い込み感はなく、どこのポジションで使っても違和感を感じないののでオールマイティに使えそうです。

ちなみにカーボンレールの振動吸収性ですが、めちゃくちゃにガタガタの道路を走った時に気持ち滑らかになるかな程度でした。


・FULL FIT
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最初に言っておきましょう。

自分はこいつでサドル沼を脱しました。
(そもそもはまってませんでしたが笑)

上の画像からもうかがえる通り、full fitといいつつも真ん中辺りまでは会陰のエスケープゾーンとなる窪みがあります。どうもこいつの凹み加減が自分の尻部には丁度フィットするらしく、コンコールのような圧迫感は皆無。
さらに、穴空きが故の圧力が強くかかる部位もない。とopen唯一の粗を取り除いた完璧な仕上がりとなっています。 

openの時点で既に自分はサドル沼から脱したと思っていたので、この結果は嬉しい誤算でした。衝動買いもたまには良い方向へ転ぶもんです。


◎まとめ
穴空きサドルしか使えないと思っている人でも程よく窪みを設けてあるサドルであれば、穴空きでなくともフィットするサドルに出会える可能性があります。デザインは好きだけど穴空きじゃないから…と諦める前にテストサドル等で試してみるのもアリかもしれません。。。