今のところ2回連続で規格の違うブツを購入してしまったワケですが、3度目の正直とばかりにポチったブレーキが届きました。
【TRP】T922.1
左右アームに固定ボルト、エアロカバー、リードパイプ。
Vブレーキの要領で台座横の穴にブレーキ側の棒を差し込みます。
あとはボルトで止めるだけ。…ですが、ベアリングが入っているわけではないので、強く締め込むとアームが全く動かなくなります。ネットで説明書を見つけましたが、トルクの指定はなし。
印をつけて動きを観察してみました。
本来であれば金色の部分は動かず軸として固定されて、黒のアーム部分だけが動くべきところです。しかし、写真の通りボルトと接触している金の部分がブレーキをかけた時に動くようになっています。そりゃこれだとボルトにトルクをかければかける程、アームの動きは悪くなっていくはずです。
構造的に欠陥あるのでは??と思いましたが、とりあえず自分は接触面にフッソオイルを塗布して、引きが重くならない程度のトルクで締結しておきました。脱落したりしたらまた報告します。
指差しスタンプの位置にあるイモネジで調整できるはずなのですが、クランクが邪魔でアーレンキーが刺せません…ボールポイント側でも角度がキツすぎて無理でした…
仕方なくクランクを外して作業をしましたが、片効きの調整でクランクを外す必要があるとは…
付属のリードパイプはワイヤーの張りを調整できるアジャスター付きと、少々ゴツいので頭の部分だけ手持ちの物と交換して利用します。
なるべく滑らかなカーブを描くように、アウターの長さを切り詰めていきます。
いい感じ。
アウターの長さが決まれば、アウターの出てくる穴を塞ぎます。
グロメットは付属していなかった(そもそも存在するのかも不明)ので、ゴムテープを利用。
フルアウターということで、ブレーキワイヤーもしなやかさが売りの日泉ケーブル。
穴にワイヤーを通した後、
トルクスのイモネジを締め込んでワイヤーを固定します。わりと高確率でワイヤーがほつれるのでこの方式はやめてほしい…
余った分のワイヤーは結束バンドを使ってブレーキ側面へ持ってきます。恐らくブレーキをかける度に擦れて塗装が削れてくるとは思いますが、ある程度余裕を持ってワイヤーを残しておかないと後々のメンテナンスの時に不便です。
さて、これで全ての作業完了です!
次の記事でたっぷり自慢します笑
コメント
コメント一覧 (2)
レンチがクランクに干渉する件、
ミトロイの背が低いタイプならば回避できるかもしれません。
https://www.mitotool.com/hollowwrench
"ポールポイント スタビー"と言う商品です。
カタログ画像をクリックするとL型レンチのページが開きますので、2ページくらい送ってください。
寸法表があるので、入るか確認できると思います。
私は車の作業で重宝しています。
1本だけでも買えると思います。
Mokaさん初めまして、コメントありがとうございます。
さっそくミトロイのレンチを調べてみました。調整ネジと同じ太さ2mmのものは、短い方の長さが4mm +2mm(軸幅)の6mmでした。クランク-調整ネジの間隔は8mm程だったので、これは使えそうです!さっそく購入させて頂きました!
情報提供ありがとうございます。